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こんな学校があったんだ!

こんな学校があったんだ! 2022-2023
監修:新しい学校の会

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通信制高校生たちが考え感じる震災

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プレスリリース

平成30年度 新しい学校の会主催教育イベント
“Most Likely to Succeed”上映会とワークショップ

2018年11月30日(金) 東京渋谷区
 

 新しい学校の会(新学会・桃井隆良理事長)は、11月30日にさくら国際高校東京校(東京都渋谷区)にて平成30年度教育イベントを開催いたしました。

 今回は、今後予想されるテクノロジーの発展による社会の大きな変化、また2020年から始まる日本の大学入試改革・教育改革を前に、世界で胎動している教育変革について映画の視聴とワークショップを通じて考えていくという、例年とは異なる形式となりました。新学会所属の学校教職員、教育関係者だけでなく生徒も参加しました。

 上映された”Most Likely to Succeed”は、アメリカ・カリフォルニア州にあるHigh Tech High というチャータースクールに通う2人の高校1年生の成長を追いかけたドキュメンタリー映画。High Tech Highは科目ごとの授業ではなく、生徒中心のプロジェクト学習を中心としたプロジェクトベースドラーニングを採用している新しいタイプの公立校です。年度末に一般公開もされる展示会で生徒たちは学習した集大成を発表し、来場者から評価を受けます。

 従来の教育とは全く異なった手法を取り入れる学校の姿は「教育の在り方」を考えるきっかけとなりました。
 ワークショップでは、日本各地で上映会を開催している一般社団法人FutureEdu Tokyo・吉川まりえ氏が講師兼ファシリテーターとなり、「教育はどこに向かうのか?」「未来と繋がる」の2点について5名程度のグループに分かれてディスカッションが行われました。ディスカッション後、各グループの意見が発表され、「現在の詰め込み教育では生徒の考える力が育ちにくく、社会に適応していくためには教育の在り方を変えていくべきだろう」「こうした教育手法は通信制高校から少しずつ取り入れられていくのではないだろうか」など前向きな意見が多数上がる一方で、「教員は授業・教材の準備が大変になる」といった声もありました。

 生徒側からは「社会に出る前に対人コミュニケーションのスキルを身につけられるのはいいことだと思う」「映画のような授業が苦手な生徒もいるから、それぞれにあった授業があればいいと思う」というような意見が上がりました。



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