新学会 平成28年度教育シンポジウム開催
広域通信制ガイドラインへの対応話し合う
通信制高校関係者など80名が参加
2016年11月14日(月) 東京・市ヶ谷 |
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(通信制高校をはじめ80名あまりの教育関係者が集まりました) |
新しい学校の会 平成28年度教育シンポジウム開催
新しい学校の会(新学会、桃井隆良理事長)は、11月14日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で平成28年度教育シンポジウムを開催しました。通信制高校をはじめ教育関係者など80名あまりが参加しました。
今回のシンポジウムのテーマは、文部科学省から今年10月に通知された広域通信制高校のガイドラインに対して、今後通信制高校側がどのような対応をしていけばいいかを話し合うものでした。
シンポジウムでは、中西茂氏(玉川大学学術研究所高等教育開発センター教授)、天井勝海氏(日本大学前特任教授、現非常勤講師)など有識者と通信制高校開設者を交えたパネルディスカッションが行われました。
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(有識者、学校設置者を交えたパネルディスカッションが行われました) |
このなかでガイドラインの趣旨を踏まえながら学校運営をしていく方向が確認された一方で、不登校や発達障がいなど学校生活に困難を抱える生徒を通信制高校が指導している実情が行政などに十分に理解されていないことから、通信制高校側からの積極的な情報発信の必要性も指摘されました。
また、この日は新学会創立10周年を記念して加盟する通信制高校の生徒が中心に制作した『通信制高校生たちが考え 感じる震災〜未来をすこしだけよくする、わたしたちの気づき〜』の制作発表も行われました。
制作発表では、宿泊型防災訓練(防災キャンプ)によりハザードマップを作成したさくら国際高校東京校の生徒6名が防災訓練に参加した理由や体験を通じて学んだことをスライドを使いながら発表しました。
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(書籍制作にかかわった生徒によるプレゼンが行われました) |