3社が新規に加盟、特別委員会を設置

学校設置会社連盟が第3回理事会・総会を開催

学校を運営する株式会社による学校設置会社連盟（反町勝夫理事長、ＬＥＣ東京リーガルマインド大学学長）は第3理事会・総会を4月27日午後4時から、東京・市ケ谷の「アルカディア市ケ谷（私学会館）」で開催しました。新たに正会員に2社、賛助会員に1社の合計3社が新規に加盟したほか、現在、教育特区に限定されている規制緩和が全国に展開する際に当連盟としてどう対応するかを協議・提言するための特別委員会を理事会の下に設置することを決めました。

今回、正会員として加盟したのは下記の２社で、共に学校形態は高校となります（五十音順。URLは各校のサイト）。

株式会社日本教育工房（坂井直樹代表取締役社長、北海道芸術高校を設置）
http://www.hokugei.jp/

ルネサンス・アカデミー株式会社（桃井隆良代表取締役社長、ルネサンス高等学校を設置）
http://www.r-ac.jp/index.html

北海道芸術高等学校は北海道上川郡清水町に、ルネサンス高等学校は茨城県久慈郡大子町に学校を設置しています。

また、賛助会員として加盟が承認されたのは、下記の１社です。

株式会社日教（武田利幸代表取締役社長）

　同社は東京都練馬区に本社を置き、学習塾「日本教育学院」を運営。武田氏は民間教育連盟幹事長を務めるほか、教育界の規制緩和推進のために同連盟の活動に参与したいとの意向から、賛助会員として申請しました。

理事会では、前総会で設置された「イコールフッティング委員会」、「学校経営委員会」、「学校設置支援委員会」の３専門委員会が中間報告を行い、それらを踏まえて、当連盟の会員を増やすための方策を討議したほか、新たに特別委員会を設置することが決まりました。
この特別委員会は、教育特区に限定されている規制緩和が、一般法になって全国に展開する際に当連盟としてどのように対応するかを協議・提言する目的で設置されました。

理事会・総会の後には当連盟の会員に加え、教育特区に関心のある方々を交えての教育特区交流会が開催され、約50人が集いました。
この席で「第１回日本教育大賞」を鳥海十児氏（当連盟副理事長、株式会社朝日学園代表取締役社長、朝日塾中学校を運営） が4月19日に受賞したことが報告されました。同賞は日本教育者セミナー（岡村寛三郎理事長）が民間の教育部門で活躍した人を表彰するもので、義務教育段階の学校設置会社立学校として初めて朝日塾中学校を創立したことが高く評価されたものです。

学校設置会社連盟第3回総会　議場（2006年4月27日、アルカディア市ヶ谷）

北海道芸術高等学校川向幸江センターマネージャー（左）、同鈴木康弘事務局長（右）

ルネサンス・アカデミー株式会社桃井隆良代表取締役社長（左）、同笹渕宏明氏（右）

第１回日本教育大賞」を受賞を受け、教育特区交流会であいさつするを鳥海十児同連盟副理事長