教育再生会議が発足、17名の有識者委員などが決定
「教育バウチャー」、「大学9月入学」は来年12月に最終報告
政府は、このほど、教育再生会議の設置を閣議決定しました。座長にはノーベル化学賞受賞者の野依良治・理化学研究所理事長を置き、計17名の有識者と安倍首相、伊吹文部科学省相によって構成されます。
委員には、教育バウチャー制度に詳しい白石真澄東洋大学教授や、学校評価制度に熱心な京都市の門川大作教育長などのほか、シンクロナイズド・スイミング元五輪代表の小谷実可子氏、「百ます計算」を広めた陰山英男・立命館小副校長、「ヤンキー先生」で知られる義家弘介・横浜市教育委員、全寮制の中高一貫校「海陽中等教育学校」副理事長でもある葛西敬之・JR東海会長、小渕恵三首相の私的諮問機関「教育改革国民会議」の委員でもあった浅利慶太・劇団四季代表、東京大学の小宮山宏総長、資生堂の池田守男相談役などが起用されています。
教育再生会議は、今後、月2回程度の会議を開き、テーマごとの分科会も設置する予定です。2007年1月に中間報告をまとめ、その後、7月の「骨太の方針」(経済財政運営と構造改革に関する基本方針)に盛り込む具体策を検討する予定です。
教育再生会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/index.html
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