教育再生会議が第2回会合を開催、3分科会を設置
教育バウチャーは「教育再生分科会」で議論
安倍政権の最重要課題である教育改革の具体策を検討する「教育再生会議」(野依良治座長)の第2回会合が25日午前、首相官邸で開かれました。来年1月の中間報告に向けて議論を加速するため、「学校再生分科会」「規範意識・家族・地域教育再生分科会」「教育再生分科会」の3分科会を設置することが決まりました。
「学校再生分科会」(主査、白石真澄・東洋大教授)は、基礎学力向上、教員免許更新制や学校選択・学校評価制、教育委員会のあり方などを議論。「規範意識・家族・地域教育再生分科会」(主査、池田守男・資生堂相談役)は、「心」や伝統・文化の教育、奉仕活動のあり方、家庭と地域の連携などがテーマ。この2つの分科会は先行して11月8日に初会合を開き、2週間に1回の割合で開く予定です。
また「教育再生分科会」(主査、川勝平太・国際日本文化研究センター教授)は、教育バウチャー制や9月入学、大学・大学院の競争力強化など、中長期的なテーマを月に1回のペースで議論する予定です。
教育再生会議のホームページ
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/index.html
分科会の構成メンバー
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/dai2/siryou2-2.pdf
第1回教育再生会議の議事要旨
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/dai2/sankou.pdf
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