10月新規制改革案の募集、全国から815件の提案
政府の「特区、規制改革・民間開放集中受付月間」で
政府は、10月2日から31日の間、「特区、規制改革・民間開放集中受付月間」として特区における特例措置の提案、ならびに全国で実施すべき規制改革を受付けました。新たな規制改革の提案を全国に募ったところ、美容師と理容師が同じ店で働けるよう、規制の緩和を求める提案など、815件の提案が寄せられました。
このうち、全国規模での規制改革として、▽美容師と理容師が同じ店で働けるようにして、美容院で顔をそるなどのサービスを提供できるようにする提案や▽短大卒業程度とされている保育士試験の受験資格を高校卒業程度に引き下げるよう求める提案などが寄せられました。
一方、「構造改革特区」では、▽視覚障害者向けの点字図書館が、朗読した声をテープやCDに吹き込んだ、いわゆる「録音図書」を視覚障害者だけでなく、視力が衰えた高齢者にも貸し出せるようにする北九州市の提案や▽「サッカーのまち」としてPRするため、道路上にサッカーボールのデザインを描けるよう規制緩和を求める静岡県藤枝市提案などが寄せられました。
政府は、これらの提案について、2007年2月をメドに、認めるかどうか決めることにしています。
構造改革特区(第10次提案)について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/bosyu10_1/061107/siryou1.html
全国規模の規制改革・民間開放要望について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/bosyu10_1/061107/siryou2.html
|